ダイムラーがテスラに出資 電気自動車開発に老舗も本気
自動車産業の老舗ダイムラーが新参テスラ社に出資
120年の歴史を持つ老舗自動車メーカーダイムラー(daimler)社が創業わずか6年の電気自動車メーカーテスラ社(Tesla Motors)に出資すると発表しました。
(プレスリリース - Tesla Motors)
発表によると、ダイムラーはテスラモーター社株式の10%を取得し、バッテリー、EVシステム、車両開発で互いに協力するとしています。ダイムラー社はこれまでもテスラモーターと電気自動車「Smart ED」用のリチュームイオンバッテリーと充電システム1,000ユニットの購入契約を結んでいます。
今回の出資はさらに両社の協力関係を発展させるものとなるでしょう。会社の規模や歴史には雲泥の差がありますが、高性能な電気自動車スポーツカー(テスラ ロードスター)を量産した実績をダイムラーが高く評価していると言えるでしょう。
今回の提携で両社の思惑をまとめると
- テスラ社の思惑
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2011年に発売するセダンタイプの電気自動車
《Tesla Model S》の開発&量産資金を得られる - ダイムラー社の思惑
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smart EDに続いてベンツ主要車種に電気自動車や燃料電池車、
ハイブリッドカーを追加する計画がある。
(参照:ベンツ初めてのハイブリッドカーS400 HYBRID)
燃料電池車や電気自動車の開発加速のため、
テスラモーターの技術力を利用したい。
テスラ社は2011年に量産を始める4ドアセダン《モデルS》の受注が1,000台を超えたと発表しました。2008年から発売しているロードスターモデルも既に400台を納車し、順調に受注を伸ばしています。
テスラ社は《モデルS》は車両価格が安く、ガソリン価格が上昇すると更に受注が伸びると見ており、ダイムラーとの提携で生産能力の増強にも力を入れるでしょう。
テスラ モデルSとロードスターの仕様比較
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動画インプレッション
Tesla Motorsの4ドアセダン「モデルS」が発表されたときの動画です。大人5人が乗れるサイズにトランクも備えているほか、わずか45分でフル充電出来るなど、ロードスターモデルよりも実用性が高いと見られます。
次の動画は新型テスラロードスターとモデルSが紹介されています。家庭用のコンセントから充電出来る様子がよくわかります。ロードスターではフル充電に3時間半かかりますが、モデルSは45分の急速充電が可能なのが魅力です。
tesla motersの社長Elon Muskが新型4ドアセダン「モデルS」のお披露目をしている動画です。この映像では社長のElon Musk自ら記者を乗せて「モデルS」を運転しています。
参照リンク
ポルシェ911より速い電気自動車(テスラ ロードスター)
高速道路を走れる量産電気自動車「Tesla Roadstar 」
ベンツ車種解説
電気自動車やハイブリッドカーも投入するベンツ各クラス